人前で絶対に帽子を取らない友人(男)の話

人前で帽子を取らない人間の心理とは

 

吾輩は陰キャラである。

 

友達にはいろんな種類がいる。

 

リア充、キョロ充、ソロ充、陰キャラ。

 

ちょっとアバウトすぎるかな。

 

自分の地元でも多種多様のキャラクターがいて面白い。

 

あなたのコミュニティでもこういう人間はいないだろうか?

 

それはプライベートが全くもってな人間の事だ。

 

個人個人考え方はあるし自分も高校以降に出会った人間には距離は保っている。

 

しかし地元にはそんな自分を凌駕する程の異常に謎な友人がいるのだ。

 

どれくらい謎なのか

 

①誰も彼も家に入ったことがない

 

家庭の事情もあるだろうし仕方ない部分もあるが誰も行ったことはない。

 

彼から友人を迎え入れようという雰囲気も一切感じない。

 

たまに家に招くこともあったのだが自分の分のお菓子だけを持ってくる。

 

別に良いのだが分けようという意思も彼からは感じない。

 

そして食べ終わったゴミだけはそのまま置いていく。

 

一部の友人間で地元一のケチとも言われていた。

 

②どこで服を買ってるのかが分からない

 

友達と会った時に新しい服を着てたら「それ買ったの?」

 

こんな会話は普通ではあるのだが誰も彼には聞くことが出来ない。

 

普通に聞けばいいじゃんっていう意見もあるだろうけど聞けない空気なのだ。

 

③過去の彼女の有無が分からない

 

余計なお世話なのは百も承知だが彼から浮いた話を聞いた事がない。

 

20代も後半にさしかかる年齢だから何も無い事はないとは思うのではあるが。

 

常に出会いという出会いもなさそうな感じである。

 

過去に彼女がいたことがあるのかも掴めない。

 

それゆえ童貞疑惑もある。

 

④いつ髪切ってるのかが分からない

 

いつも帽子を被っていてるのだが恐らく髪型はずっと同じである。

 

美容院に行ってるのか自分で切ってるのかも分からない。

 

⑤中学以降帽子を取った姿を誰も見ていない

 

ここが本題なのだが誰も彼の髪型を知らないのだ。

 

湘南の海へ行っても、普段遊ぶ時も、食事の時も彼は帽子を脱がない。

 

何故取らないのかが本当に謎である。

 

考えられる要因として本命なのは薄毛ハゲの可能性である。

 

帽子からはみ出る横と後ろの毛量を見る限りは大丈夫そうだがてっぺんは謎。

 

どのシーンでも彼は帽子を頑なに取らないのだ。

 

彼のプライドがそうさしているのだろうか?

 

誰も彼のプライベートは知らないし聞けないのだ。