よく遊ぶ友人がこちらの高校時代の話題に一切触れてこない話

仲の良い友達の心理

吾輩は陰キャラである。

 

普段遊ぶ友人にも自分なりにランク付けがある。

 

誤解のない様に言うとただの遊ぶ頻度での話だ。

 

20代も後半に差し掛かる現在周りも結婚し独身の友人も減るのは寂しい限り。

 

今回は最低月1,2くらいで飲みに行くAランクの友人について。

 

彼の名はナカザワである。

 

自分とは小学校時代の友人で中学までの9年間を同じ学び舎で過ごした。

 

中学で一緒のクラスになってそこから親友の様な関係になった。

 

お互いに別の高校に進学し疎遠になったがふとした再開で交流を持ち今に至る。

 

高校時代も彼とは地元の友人と集団で遊んだり個人でも遊ぶこともあった。

 

他の人には話さない様な趣味やダンスの話もよくしていた。

 

彼は高校の友人が多くいつも楽しそうに高校の話題を話していた。

 

こっちは高校の話題は出さなかったので彼も腑に落ちない部分もあっただろう。

 

そんなある時俺が少し高校の話題を出したことがあった。

 

すると彼が「そう言えば陰キャラって高校の友達と遊ぶの?」と聞いてきた。

 

これは悪気でもなんでもなく純粋に聞いて来たと思う(雰囲気で分かる)。

 

こっちは「いや、全然ないね。県も跨ぐし家からも遠いからね〜」と返した。

 

その時は「あ、そうなんだ」っていう感じで会話が終わった。

 

細かいとこに本当によく気づく

 

しばらくして色んな友人を組み合わせて遊ぶことが多くなった。

 

そこでなんとなくナカザワの嫌な部分が見えるようになってきた。

 

そこにいない友人のコンプレックスに思ってそうな事を付く事が多かった。

 

影でいない人の悪口(って程でもないんだけどイジリに近い)的な感じである。

 

そして彼は人がコンプレックスに思ってそうな部分に勘付くタイプなのだ。

 

誰々は実はこうだの、ああだの、実に細かいとこまで観察している。

 

この時ふと思った。

 

多分、俺が高校の友達がいない事も裏で言ってるんだろうなと。

 

二人でいる時はその話題には不自然なくらい触れてこない。

 

彼は高校でもリア充で友達も多いし普通ならこっちの事も触れる方が自然だ。

 

実際別の友人のヤマダと話た事があったんだけど彼も同じ事を思ってたらしい。

 

多分みんな何かしら言われてるんだろうなと。

 

付き合いが長いと友人が裏で言ってそうな事て分かると思う。

 

8人友達がいたとしたら恐らく全員の細かな部分も言うタイプだった。

 

状況からして俺だけ言われてない方が100%不自然なのだ。

 

口で言わなくとも雰囲気で伝わる

 

まぁでもこれは20代前半までの話だ。

 

今は大人になったしそういった事は殆ど言ってないとは思う。

 

ただ飲みに行っても相変わらず高校時代の話題には触れても来ない。

 

まとまらない文章になったが付き合いが長い友達が思ってそうな事。

 

それって口で言わなくとも雰囲気でなんとなく伝わるよねって話である。

 

最後に少しややこしく締めさせてもらう。

 

彼はこっちが高校コンプレックスを抱いてた事を気づいていたと思う。

 

それを彼が裏で言ってた事に気づいてる俺に気づいてたと思う。